ナンバーの封印ってどんな仕組み?
何年も車に乗っていても、ナンバーの封印を外したことが無い、というよりナンバー自体を外したことがない人がほとんどではないでしょうか。今回は、そんなナンバーの封印の仕組みを見ていこうと思います。
封印の外し方
封印の外し方と書くと、綺麗に外せるイメージがあるかもしれませんが、取り付け時に細工をしない限り破壊して取り外します。
まず、県名が書いている上部の部分をドライバーなどで思いっきり突き穴を開け、そこからこじるように(シーチキンのふたを開けるように)していくと、上部だけが綺麗に切れて取れます。あとは、そこからプラスドライバーでボルトを外せば簡単に取ることが出来ます。
最初に穴を開けるところが少し加減が難しいのですが、基本的には破壊するだけですので特に困ることはないと思います。
内部構造を見てみましょう
まずは、封印全体です。県名を隠すためにビニールテープが貼ってありますが、ここを破壊して取り外しました。
本来は右にある上部の部分と左側の本体内側にあるリングが一体になっており、そのボトルキャップみたいなものを6つの爪に噛ませて固定しています。今回は本体側に残ったリング状の部品も取り外すので、本体の爪を剥がしていきます。
内側にあった6つの爪を内側に折り込みました。しっかりと返しが付いていて何としても取り外しをさせないという、ただならぬ思いを感じましたね。
なんとか内側に残っていたパーツが外れました。上にあるのが封印本体で、下にあるのが県名が書いてあるボトルキャップみたいなやつです。これを本体にはめ込むことで6つの爪の返しと、下にあるリングの返しの部分ががっちり噛み合いちょっとやそっとじゃ外れなくなってしまうのです。
まとめ&動画で見る
今回偶然にもナンバーを外して国に返す必要があったので、貴重な体験ができました。動画では実際に分解していく様子を撮影していますので、気になった方はご覧くださいませ。それではこの辺で(^^)/~~~
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