150プラドに付いているボタンを押してみた!

150プラドに付いているボタンを押してみた!

150プラドは本格クロカン四駆ということで、普通に町中を運転していると一生使うことのないようなスイッチが付いています。今回はそのスイッチを3つほど押して試してみようと思います。

L4(トランスファ切り替えスイッチ)

トランスファの切り替えについてはサンバイザーに操作方法が書いてありますので、それを参考に切り替えていきます。

  1. 停車してブレーキを掛ける
  2. シフトを「N」レンジへ入れる
  3. スイッチを入れる

という手順で行います。一度「P」レンジでスイッチを入れてしまいましたが、ブザーが鳴るので誤操作によるトラブルというのは心配しなくても良さそうですね。

(L4には押しながら回します)

(L4のメーター内インジケーター)

そして、いざL4に入れて走ってみると普段の走行とは違い、エンジンの回転数は上昇しても車速が全く上がりません。自転車のギアを低くして、めっちゃ漕いでいるにも関わらずちょっとしか進んでいかないあの感じです。実は意味も自転車のギアとよく似ていて、ちょっとしか進まない代わりに坂道などを軽い力で登坂することが出来るので強い駆動力が欲しい場合は入れると良いみたいです。

センターデフロック

四輪駆動車は、四輪が駆動する関係上、ハンドルを目一杯切って曲がろうとすると前輪と後輪で内輪差や外輪差が発生し、グググッとブレーキが掛かったような症状が出ることがあります。これをタイトコーナーブレーキング現象というのですが、これを防止するためにセンターにあるデフでそれを解消しています。(プラドでは出ないけど、フォレスターではたまにあった)

ただ、このセンターデフは抵抗が少ない方のタイヤに駆動が行ってしまう仕組みになっており、仮に一輪が浮いてしまうとそちらの方に全ての駆動が入るので一輪が空転し、それ以外は回らないというどうにもならない状態になってしまいます。

(センターデフロック時のインジケーター)

そんな状態になった時に、このセンターデフロックのスイッチを入れるとデフの機能がオフになり全てのタイヤが駆動するようになるので、一輪が浮いてもしっかりと抜け出せるというスイッチなのです。

ということは、一輪が浮くような状態にならないと効果が試せないということで、今回スイッチは入れましたが結局効果は体験することができませんでした(汗)

DACスイッチ

DACスイッチはダウンヒルアシストコントロールの頭文字を取ったもので急な下り坂などで安全に降りるために自動でブレーキを操り車速をコントロールしてくれる仕組みです。操作方法としては、トランスファをL4にし、「N」レンジのままスイッチを入れればOKです。当然Nレンジなのでアクセルを踏む必要もなく、車速のコントロールは完全に車がしてくれます。

因みに、私はL4レンジに入れるのを知らなくてDACボタンだけ押して試していたのですが、DACランプがメーターで点滅するだけで一切効果を発揮していませんでした(点滅ではなく点灯します)。正直壊れいるんだと思ったのですが、オフロード走行取扱書を読んだらちゃんと書いてありました。

(L4と共に緑のDACランプが点灯) 

さて、実際にL4に入れスイッチを入れて下ってみると車速が10キロほどでガガガガとABSが作動しているような音とともにブレーキが掛かります(初めはちょっとビビりました)。どうやら車速を10キロ程度に抑えて下ろうとするので、運転者はハンドル操作に集中することができ、急坂を安全に降りられる可能性が高まるようです。

これが今回試したスイッチ3つでした。なかなか使う機会のないスイッチですが、もし必要な状態になった時に慌てず使えるようにするためにも、一度試してみるのも良いかもしれませんよ。

それではこの辺で(^^)/~~~

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