【150プラド】スペアタイヤを外して軽量化を図りました。

【150プラド】スペアタイヤを外して軽量化を図りました。

なぜスペアタイヤを外すのか

理由1:BFGoodrichへの履き替えで使えなくなった

車好きの方ならご存知だと思いますが、4WDの車というのはデフ等の関係で前後で異型のホイール(前輪が16インチで、後輪は17インチなど)であったり、タイヤサイズや幅などが異なるものが使用できません。

そのため、私の150プラドの場合、純正からBFGoodrichのATタイヤへ交換したことによる

  1. タイヤパターンの変化による転がり抵抗の違い
  2. 65から70扁平へとサイズアップによるタイヤ外径の変化

から、そもそも純正状態であるスペアタイヤを使えなくなってしまいました。

理由2:軽量化

プラドのタイヤ&ホイールは一本でもかなりの重さがあります。さらにスペアタイヤはホイールベースより外側にセットされているので、現状ではかなりの重さが車にかかっていると考えられます。

特に私のプラドは

  1. ベッドキット設置によるリアの重量増
  2. ヒッチメンバーによるリアの重量増
  3. BFGoodrich変更による発進性能や燃費の悪化

など純正と比べて日常使用においてはマイナスの状態になっていますので、スペアタイヤを外すことにより少しでも改善できればと思っています。特に1と2に関してはスペアタイヤの重さを考えると外すことにより相殺されると考えられますので、効果としては期待ができます。

外すことによる不安は?

スペアタイヤを外すことによる不安はもちろんあります。パンクした際も、仮に異径であっても少しの距離であれば走ってこれるので安心感は高いです。ただ、異径タイヤでの走行に関しては最悪の場合、車両火災につながるという話もありますので、そもそも使わないのが正解でしょう。

さらに、パンクによるタイヤ交換中にはねられる事故も多くなっており、近年の傾向としてはそのような車両トラブルの際はプロに任せるというのがセオリーになっていると思います。幸い私の場合は電波の届かないところに踏み込む予定もありませんし、JAFや保険でリカバーできると考えて不要と判断しました。

因みに、スペアタイヤにBFGoodrichを履かせるという選択肢も当然ありますが、ヒッチメンバーの固定具が既に純正タイヤに軽く接触している状態だったので、扁平率をアップしたATタイヤでは入りません。ヒッチメンバーがなければ、もしかすると入るかもしれません。

交換手順

スペアタイヤに交換するときというのは基本的に車載工具以外は手元にありませんので、当然車載工具だけで作業することが出来ます。

バックドアに工具

まずはバックドアにある車載工具を取り出します。普通の車の車載工具より充実している気がしますね。

蓋を外す

ホイールナットを外すレンチの反対側がヘラのようになっているので、これを使って工具を刺す部分の蓋を外します。結構固く止まっているので工具なしでは外せないと思います。

工具を組み立て

次に工具を組み立てます。プラスドライバーまでセットされているので、慌てず作業することが出来ます。ここにプラスがあることを知っておくと、ドライバーがほしい時に重宝しますね。

連結

スペアを下ろす部分は奥まったところにあるので、棒を連結して長くしていきます。

工具完成

このように長いT字レンチのようなものが完成します。取っ手も回しやすいようにL字になっており、結構考えられて作られていそうです。

棒を入れる

外した蓋の奥に、四角い穴が開いているナットがあるので、その部分に作った工具を差し込み回します。ただ、ひたすらに回します。

タイヤが降りる

タイヤがスルスルと降りてきます。

留め具を外す

ホイールの中心に挟まっている留め具を斜めにして抜けば終了です。単純に挟み込んでいるだけで、留め具自体にも固定具がないので、一瞬不安になりますよね(笑)

外したタイヤ

外したスペアタイヤは汚いし、ボディとの接触部分には凹みもありました。普通の車と150プラドで大きく違うのが、スペアタイヤといえども応急用のテンパータイヤが搭載されているのではなく、ちゃんとした純正のホイール&タイヤが設置されているということです。

テンパータイヤですと、走行距離や走行スピードに当然制約が出ますが、このスペアタイヤであれば問題なく普通に走ることが可能です。これは純正状態で乗り続ければ大きなポイントになるのではないでしょうか。

外したあとの効果は・・・

走行性能が向上

え~、はっきりいいましょう。プラシーボと言われればプラシーボかもしれません(汗)それを踏まえて読んでいただければと思いますが、スペアタイヤを外してから走行してみると発進や走りによる挙動が気持ち改善したような気がします。

当然、リアタイヤの後ろにあった重量物が無くなっているので改善しているのは間違いないのですが、体感できるのかどうかは未だに疑問が残ります。それでも走りが若干ながら軽快になったような感じを受けました。もしかすると重量物が無くなった結果、リアのサスペンションに掛かる負荷が軽減され、そのために動きが良くなったのかもしれませんね。

燃費に関してもBFGoodrichに変えてからリッターあたり1キロ以上低下していたのが0.2~0.3ほど改善しています。これに関しても道路状況やDPFの再生、外径の変化、私の走り方など不確定要素が多いのですが普通に通勤に使った結果、一応は若干なりの改善が見られます。

このような感じで、体感自体は微妙な結果となりましたが、体感できるかどうかは別として重量物が無くなって車の動きが良くなっているのは間違いないので、タイヤやホイール交換によってスペアが使えなくなってしまっている方は、検討しても良いのかなと思います。

それではこの辺で(^_^)/~

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