【試乗記】NISSAN NOTE AURA 日産ノート「オーラ」に乗ってみた!

【試乗記】NISSAN NOTE AURA 日産ノート「オーラ」に乗ってみた!

今回は日産から新たに発売されたノート「オーラ」に試乗してきたのでレポートを書こうと思います。この車は「コンパクトにも高級感」をテーマに、ノートをベースとしてさらに質感を高めた車となっております。

この手のコンセプトは過去にもプログレやティーダなどがあり、個人的には良いコンセプトだと思っています。

エクステリア

このノートオーラをみて思うのは、以前にも増して都会的なスタイリッシュなデザインになったなと。これからの日産のアイコンとなりそうな、ちょっとつるっとしたフェイスに逆台形のグリル、切れ長のヘッドライト、オラオラ系ではない知的なデザインになっているのではないでしょうか。日産の新しいエンブレムと相まって、一つあか抜けたような印象を持ちました。

リアに関しても左右に細く伸びたテールランプが幅広感を強くし、安定感を感じさせてくれます。個人的には細くて左右に長いテールが大好きなので、ハリヤーやレクサスを始め、このタイプのデザインが増えてきたのが嬉しいです。

そして、ちょっと注目なのが足元のホイールデザイン。従来であればアルミホイールで足回りのアピールをすることが多いのですが、最近の日産はアルミホイールにさらに樹脂製のキャップをかぶせています。これはデザインというよりかは昔のスパッツ(ホンダのインサイトにあったような)と同じ、空力を改善させる効果を狙っているのではないでしょうか。それだけ燃費等に気を使っているということでしょう。

長さ 高さ
4045mm 1735mm 1525mm
インテリア

ノートと聞くと、日産の庶民的コンパクトカーのイメージでしかありませんが、ノートオーラは違います。なぜならコンパクトカーなのに、こんなに凝った革シート(布もあり)が用意されています。当然座り心地も良く、左右のホールドもしっかりあって長距離ドライブでも疲れを軽減できるのではないでしょうか。

次にインパネですが、今流行の高級感ある一枚板風のマットな木目に、シルバーの架装、さらに上部は布生地で仕上げられています。ただ少し残念なのは、この部分以外は、シボ加工された普通のプラスチックでできている事ですね。ここまでこだわるのであればソフトパッドで仕上げることも出来たと思うので、それがあると尚良かったと思われます。

最近の車なので置くだけ充電や、収納も必要十分です。さらにデザインを壊さないように収納されているドリンクホルダーや、一体感を出すために考えられたエアコン吹き出し口など想像よりもいい出来になっています。

メーターがディスプレイになっていたり存在感がある大きなナビの画面などは今の車ならではですが、私としては昔のインパネに溶け込んだナビの方が好みだったりします。まぁ、操作性や視認性を考えればタブレットがくっついている様に見える今のデザインが優れているのでしょうが・・・。

そして、今回試乗して一番驚いたのがヘッドレストにまでついたBOSEのスピーカー。テスト用の音源があったので聞いてみましたが5.1chのようでかなり良い。ついでにお値段も良い(笑)フロントからボーカル、後ろからコーラスなどもあり、音楽以外の映画なども車で見た方が良いのではと感じました。ただ、我が家の5.1chサラウンドを凌ぐお値段ですけどね(確か40万ぐらい笑)

走りなど

シフトはプリウスなどと同じで、スイッチのように上下に動かすタイプの物。一応、DかRのどちらかはボタンを押して動かしますが、やはり慣れませんね。ちょっと怖かったりします。当然サイドブレーキは電子式で、プラドのようにサイドバーを引く必要はありません。

走行モードは、エコ・ノーマル・スポーツとありノーマルモードは普通の車と同じペダル操作で走行可能となっております。一方、エコ&スポーツはアクセルオフ時に回生ブレーキとなるのでワンぺダル操作も出来なくはないです。(最後のブレーキは人がするとなっていますが、実際止まりました)

流石に電気自動車だけあって非常にスムースに走りますが、たまにアクセル開度と速さが合わない?ポイントがありちょっと気になりました。もしかすると慣れの部分があるのかもしれません。それ以外はよく走るコンパクトカーです。コーナーも気持ちがよく、ブレーキもよく効き申し分ありません。ただ、Sモードだからと言って格段に速くなることはなさそうでした。

あと、以前のe-powerと大きな変化だと感じたのは、発電用エンジンのエンジン音が格段に小さく、さらに起動回数もかなり減っていることです。前は信号待ちなどで突然大きめのエンジン音で発電していたので、大きな改善だと思います。

出力 トルク
60kW 82PS 103Nm 10.5kgfm
その他

実はこの試乗中に誤って狭い道に入ってしまったのですが、ここでサイドカメラが威力を発揮しました。というのもこの車はカメラがめっちゃついています。画面を切り替えればフロント、左右、上からの映像など様々な角度から車を確認でき、狭い駐車場や道路が苦手な方は重宝するかもしれません。

一方でルームミラーがモニターになっているOPは必要がないと改めて思いました。ミラーとしての使用も考えているので、モニター使用していてもミラー部分の映り込みがモニター上に出来てしまい、結果的に見にくくなっている状態になります。

次にプロパイロットを試しましたが、これは凄いですね。プロパイロットに限らず他社のカメラも同じだと思いますが、低速でも追従してくれますし前車が停止したら勝手に停止してくれます。町中では速度変化が大きいので使いにくい状況もあるかと思いますが、高速ではかなりのドライバー軽減になるのではないでしょうか。

金額

金額は税込みで260万ぐらいからでNISMOであっても287万くらいから用意されています。当然OPやグレードで金額が変わり、ノートオーラの最上位グレードは296万程度から、NISMOのスポーツシート装着車は327万程度からとなります。ノートが200万くらいからあることを考えるとそれなりの価格差になっていますね。

G 2,610,300
G leather edition 2,699,400
G FOUR 2,868,800
G FOUR leather edition 2,957,900
NISMO 2,869,900
NISMO RECARO 3,265,900
まとめ&動画で見る

カッチリとした質感の高さではないですが、確かに高級感もあり都会的なかっこよさを持った良い車だと思います。値段も高く思いますが、最近の車は値上がり傾向になっているので高すぎるということはないと思います。もし気になった方は、一度試乗に行って乗ってみてはいかがでしょうか。それではこの辺で(^^)/~~~

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