販売直後の自動車カスタムが難しい理由

販売直後の自動車カスタムが難しい理由

自動車のカスタム雑誌などを読んでいると、「現行車カスタムはすごい!」みたいな事が書かれています。特に新車販売されて間もない車になると顕著ですが、いったいなぜそう言われるのかを今回考えていきたいと思います。

お金

まず避けずに通れないのはお金の問題ですよね。新車購入ですらお金がかかるのにカスタムになると更にお金がかかってしまいます。

特に雑誌にのるようなカスタムをしようと思うと、アーチ上げや全塗装、バンパーなどの加工、パーツがないことによるワンオフ等、百万単位の金額が予想されるのでかなりハードルが高いカスタムの部類となります。

聞いた話によるとカスタムにもローンを利用している方もいるようですが、どちらにせよ新車購入+カスタム費用が重くのしかかってくるとなると簡単に手が出せる部分ではないと思いますよ。

パーツがない

お金の範囲でも書きましたが、出たばかりの車というのは基本的にカスタムパーツがありません。私も150プラドの中期ディーゼルが出たすぐに購入しましたが、今みたいなSUVブームも来ておらずパーツ選びに苦労した覚えがあります。そんな状況でカスタムをしようとすると、人によってはワンオフパーツてんこ盛りで作っていく必要が出てきます。

また、他車のパーツを共有しているような場合も、パーツ流用できるかどうかの情報がまったくないので買って付けようとすると加工が必要になったり、加工してもそもそも付かないなど様々なリスクが伴います。

パーツ取り付け後の姿やトレンドがわからない

今、SUVをカスタムしようと思うと、インスタや画像検索を使えば様々なスタイルの車が出てきます。当然付けたいパーツを検索すれば、それが付けられた車の画像が出てくると思います。

しかし、これが発売間もない車になると一切情報が出なくなります。皆さんも経験があると思いますが、頭の中でイメージした図と実際に見た図とでは全く異なったなんてことが普通にありますよね。それが高価なパーツやカスタムで起きるとダメージが大きいのは容易に想像ができます。

私がローレルに乗っているときにシルビアのデフを流用したり、スカイラインのブレーキキャリパーを流用したり出来たのはリスクを恐れず試してくれた先人がいたからなんです。

最後に

現行車カスタムについて難しい部分を3つ書きましたが、それでもやるのがカスタム好きなんです。ただ、みんながこういった大規模カスタムをするわけではなく、バルブを変える、ホイールを変えるなどリスクが少ない部分から手を付けるのも楽しいカスタムになりますので、ちょっとづつ自分なりの車に仕上げていってもらえたらと思っています。それではこの辺で(^_^)/~

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