Passoのバッテリー交換
年始の悲劇
年始早々やってしまいました。我が家のコンパクトカー「パッソ」のバッテリーが上がってしまったのです。キーレスも反応する、オーディオも起動する、だけどセルだけが弱々しく動いているという本当に後少し電力があれば・・・という状態。何度かバッテリーあがりを経験していますが、あのセルを回したときの絶望感は慣れることはありません。
バッテリーあがりの原因
年末の車検では特にバッテリーの弱りを指摘されていなかったので、それほど弱っていた訳ではなさそうですが考えられる要因が3つほどあります。
- 近所の買い物ばかりでバッテリーに十分電力が充電されないまま使い続けた。
- 朝晩の冷え込みから電力が弱くなった。
- 年末年始と一週間程度動かさなかった。
これらの要因が重なり、結果としてバッテリーが上がってしまったようです。一応ブースターケーブルをつないでエンジンを掛け、ある程度充電したら問題なく使えたのですが、4年ほど使ったバッテリーですし、移動先で動けなくなると不安ということで交換ということになりました。
バッテリーはネットで購入
バッテリーを自分で変える方、整備工場に安価で頼める方はバッテリーのネット購入をおすすめします。というのも量販店や整備工場よりも半額やそれ以上の割引率で購入することができるからです。ただ、購入する時に注意があって
- 即納されない場合が多い(Amazonや楽天で見比べて購入しましょう)
- バッテリーの引取りが必要な場合はそれがあるかどうか確認
に注意しましょう。
私の場合はAmazonと楽天で調べて即納がある方で購入しています。
バッテリーのおすすめはPanasonic CAOSブルーバッテリー
正直な所、バッテリーの良し悪しなんてわからないのですが、液のメンテナンスやサイズ、価格などを総合的に判断してPanasonicのCAOS(カオス)ブルーバッテリーをずっと愛用しています。フォレスターも、パッソの一回目もこれに交換しています。
因みに、バッテリーはサイズさえ合えば容量は自由に選べるのでいつも高めを選んでいます。確か純正では44B20L(20Lがサイズと端子の位置を表しているので、これが同じであれば入ります)ですが、CAOSでは60B19L(なぜか20Lがない)を選んでいるので44から60へと容量アップしたことになります。
バッテリーの交換方法
バッテリーの交換方法は至って簡単です。ただ、注意する点が一つあります。それが「マイナス → プラス → プラス → マイナス」です。車のボディにはマイナスの電気が流れているので、はじめにプラスのケーブルを外してしまうと、それがボディ(車の金属部品)に接触してショートしてしまう可能性があります。そのため、まずはじめにマイナス端子を外してボディ自体のマイナスを消してからプラスを外すとトラブルが少なくなるのです。
取り付ける場合もプラスから取り付けることで、安全に作業ができます。順番として「マイナス → プラス → プラス → マイナス」をしっかりと意識してください。それでは実際の交換手順を見ていきましょう。
それではまず、マイナス端子を外していきます。
次にプラス端子を外していきます。私は不意の接触を防ぐために外した端子にタオルやウエスを巻きつけています。
バッテリーはステーで固定されているのでそれを外します。パッソの場合、クーラントが入ったタンクのステーも外さないと取れてこないので少し面倒です。
横にステーをどかしてバッテリーを入れます。(バッテリーが入りましたね。端子のキャップは取付まで付けておきます)
本来は取っ手を外すように説明書に書いてありますが、外すと次回下ろすときが大変ですので取り付けたままにしておきます。そして、端子を繋ぐ前にステーで固定してしまいます。
付ける場合は、まずプラスから取り付けます。
最後にマイナスを取り付けます。
以上で作業終了となります。慣れてくると数分でできる作業ですので、車のDIY作業の入門としておすすめです。ただ、くれぐれもショートだけはさせないように注意してくださいね。
※最近の車ではバッテリーを外すことによってコンピューターがリセットされ、アイドリング等の情報まで忘れてしまう車種があります。そうなるとエンストや発進不能などのトラブルになる場合もありますので、一度調べてからチャレンジされることをおすすめします。パッソの場合はパワーウインドーのオート機能か何かがリセットされるぐらいで特に影響はありません(調子が悪かったナビにバッテリー上がりでとどめを刺しました)
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