アドブルーが手に入らない!?

アドブルーが手に入らない!?

現代の流通には欠かせないアドブルー

皆さん、アドブルーってご存知でしょうか?私は150プラドのディーゼルを買ってから知るようになりましたが、流通業界で働く方にとっては知らない人はいないぐらいの物なんです。

昔のディーゼルといえば黒煙をモクモクと吐いているイメージがありますが、このアドブルーのシステムによって「クリーンディーゼル」と呼ばれるまでになりました。詳しい仕組みはわかりませんが、ディーゼルエンジンから出る窒素化合物をアンモニア(尿素水にして安定させている)と反応させることで綺麗にすることができ、現在販売されているトラックだけでなくプラドの様な乗用車のディーゼルエンジンにも必要な物質になっているのです。

特に今の車はアドブルーがないとエンジンすらかからない事が多く、アドブルー不足が流通網に大きなダメージを与えるのは想像に容易いと思います。

発端は韓国

実は深刻なアドブルー不足に陥っているのは韓国なんです。というのも、韓国はアドブルーの98%ほどを中国からの輸入に頼っています。そんな状況下で中国が天災の影響による石炭不足、そして石炭を使用するアンモニア精製量の減少を見越して、国内流通を優先することに決めたのです。

その結果、韓国に輸出されるアンモニアの量が減少し深刻なアドブルー不足に陥っているわけです。

日本への影響は限定的

では、日本への影響はと言いますと、一時的に入手困難にはなっていますが長期的には問題ないと言われています。実は日本はアンモニアに関しては8割近くを国内生産しており、供給量に増減はあるものの大きな影響はないと予想されます。

ただ、買いにくくなっているのは事実

なぜ、私がアドブルーに関しての記事を書いているのかというと、愛車である150プラドにアドブルー減少の警告灯がついてしまったからなんです。ただ、警告灯が付く前から韓国でアドブルー不足になっているのは知っていたので一応売っているか確認したんですね。

当日の流れ

  1. 警告灯が付いたのでお昼にモノタロウで在庫確認(10L)
  2. YouTube動画のコメントでまだあるとの情報ゲット
  3. 帰宅後、注文しようと思ったら10Lは三週間ほどの納期に

といった風に、あっという間に在庫が無くなってしまっていました。他ブランドや5L、20Lはありましたが、金額的にも高いですし何とか2000km走行するまでには届くだろうということで、10Lが届くのを今か今かと待ち続けている状態です(笑)

まとめ&動画で見る

この記事を書いている時点であと1500km。早く届いて欲しいのですが大丈夫でしょうか。最悪ディーラーに駆け込む予定なんですが、間に合ってほしい。おそらく落ち着いてくるとは思いますが、アドブルー減少がもう少しで出そうという人は買っておいてもいいかもしれませんね。それではこの辺で(^^)/~~~

コメント

  1. […] 先日の記事で韓国のみならず日本でもアドブルーが手に入りずらくなっている現状をお伝えしましたが、実はその時よりもさらに日本での状況が悪化しているようです。 […]

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