【DIY】素人がインターロッキングに挑戦!
庭の雑草が鬱陶しい!と思いませんか?そんな貴方にインターロッキング。コンクリートなど難しい技を使わず、ただレンガを敷き詰めるだけという簡単施工で「おしゃれ」「雑草と決別」を両立してしまおうという作戦です。
インターロッキングとは?
インターロッキングとは先程も書きましたとおり、コンクリート等でレンガやブロックを固定する方法ではなく、均した地面に対して単純にレンガやブロックを置いてくだけの、いかにも敷居が低そうな施工でできるガーデニングの一つです。
何年も前から歩道などにも使用されています。どうしても地面の上においていく関係で街路樹の根に押し上げられたり、長年の使用で下がってきたりする場合もありますが、簡単に外して修正ができるのも、この施工のいいところだと思います。
レンガにも種類がある。
実は、レンガにも様々な種類があります。全部の紹介はできませんが、私が使用した部分で紹介したいと思います。
1:フルサイズのレンガ
いわゆる普通のレンガです。インターロッキングだけでなく、花壇であったりと様々な部分に利用できるスグレモノ。耐火レンガを購入すればピザ窯ですら自作することが可能です。
2:ハンペン型のレンガ
こちらは普通のレンガの半分しか厚みがないレンガです。ハンペンと呼ばれるものですが、軽いのと掘るのが浅くていいので施工性が高いです。一方で重いものを乗せたり、ハンマーで叩きまくると割れるので注意が必要です。もし駐車場に施工するのであればフルサイズのレンガを使用されることをおすすめします。
あとは、正方形タイプのブロックも使用しながら施工していこうと思います。
まずはイメージする。
はじめに、どのようにブロックを置くかを考えます。単純なデザインであれば必要ありませんが、今回は形の違うブロックも混在しているので、じめんに仮置してなんとなくのイメージを掴んでおきます。
次に土を掘る。
今ある地面に嵩上げするようにレンガを置くのであれば掘る作業は最小限ですみますが、今の地面の高さを維持しようと思うと、レンガの分だけ地面を掘る必要があります。特に庭の場合は排水桝がありますので、掘る必要がある方が多いのではないでしょうか。
作業自体は難しいというよりかは単純な肉体労働となります。土をほっては集めを繰り返すわけですが、想像以上に土が出てきてしまうので注意が必要です。
画像は下の一列分を掘っただけですが、それでも深めのチリトリ一杯分になりますので、広範囲の施工を考えている方は出てきた土の置き場や処分方法を考える必要があります。
なんちゃって転圧をする。
レンガを置く地面は固いに越したことはありません(後の沈み込み等を防ぐため)。そのため、レンガを手で持って地面にドンドンと叩きつけ、なんちゃって転圧をしていきます。
本当はコンクリートブロックに木で取っ手をつけたもので転圧できると効果的なのですが、それを作るのですら面倒だったのでこの方法をとりました。この下地作りは結構大切な作業になりますので、なんちゃってと言えどもそれなりにちゃんとやりました(笑)
レンガを敷いて水平を取る
ここも完成に大きな影響を与える作業になります。実際にレンガを地面に敷きますが、何も考えずにおいていくと100%凸凹になってしまいます。それを防ぐために水準器を使ってできるだけ水平を取るようにします。
1000円程度で十分な水準器が購入できるいい時代になりました。
水平が取れていない場合は、まずゴムハンマーで高い方を叩いてみて水平をとり、それでも治らない場合は一度レンガを外して下地の砂を取ったり入れたりしながら調整します。
目地に真砂土を入れて完成
本来のインターロッキングは目地を作らずにギチギチにレンガを入れてくのですが、今回はサイズの違うブロックが混ざっていたので少しずつ目地を作りながら置きました。そのため、ブロックが動かないように目地に真砂土をいれ、固定していきます。(目地がないほうが雑草予防になる)
一度入れても振動や水で落ちていくので水をまいたりしながら3回ほど押し込みました。最終的に手で砂遊びをするように入れたのが一番効果的だったと思います。
素人施工の限界
見た目もそれなりにできた我が家のインターロッキングですが、一つだけ問題点があります。それは水はけです。しっかりと下地を固め、水平を取りながらレンガを置いていく作業は素人でも可能ですが、非常に難しいのが水がきちんとハケるために、若干の勾配を付けることなんです。この作業はDIYに慣れた方じゃないと難しいのではないでしょうか。
画像を見ていただくと分かりますが、降雨時に左下あたりに水が溜まってしまうのです。一度、ここを嵩上げして解消しようかとも思いましたが、おそらくそれをすると違う場所に水が溜まってしまいそうなので今回はここに犠牲になってもらうことにしました。
結構お金かかります。
ちなみに、おしゃれで手軽に見えるインターロッキングですがお財布にはあまり優しくありません。と言うのも、レンガ自体が意外にするんですね。ひとつあたり安くても70~80円。さらに一個の面積が広くないので1平方メートル作るのに5000円以上かかってくる計算にもなります。短い通路ならいいですが、何メートルかあるような通路ですと想像以上にお金がかかるなという印象です。
因みに私が今回使ったレンガやブロックは元々花壇を作ったあまりなどをかき集めてきたもので、部材費は真砂土を買ったぐらいです。
結果、満足。
ただ、出来栄えと防草効果には概ね満足しています。下地にも真砂土を入れるべきだったか・・・と今では思いますが、細々とレンガを集めて範囲を広げていく予定なのでまた試そうと考えています。
もし、やってみたいと思った方!やってみましょう!腰は痛くなりますが、それなりに満足感のあるDIYの一つでした。それではこの辺で(^_^)/~
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