【150プラド】BFGoodrichの空気圧を上げました。

【150プラド】BFGoodrichの空気圧を上げました。

以前、【150プラド】BFGoodrichのハンドル微振動問題を解決する!【ATタイヤ】で書いたとおり、私の150プラドはBFGoodrichによるハンドル微振動を解決するため、タイヤローテーションと同時に空気圧を少し下げてあります。今回はそれによって気になる部分が出てきたので、空気圧をもう一度高めて見ようという作戦です。

空気圧が高いとどうなるの?

空気をパンパンに張ったボールをイメージしていただくとわかりやすいですが、タイヤの中心部分が膨らむような感じになります。さらに、よく空気を入れたボールが弾みやすい様に、当然タイヤでも同じ現象が置きます。そのため、

  • タイヤセンター(接地部分)がよく減る片減り状態になり、タイヤが長持ちしない。
  • 段差で跳ねるような感じになり、乗り心地が悪化する。
  • タイヤが傷を受けやすくなり、コード切れやバーストの可能性が高まる。

などのデメリットが生じます。

空気圧が低いとどうなるの?

空気圧が低くなると、ボールがしぼむようにタイヤもしぼみます。ただ、タイヤの場合は固いタイヤショルダー(タイヤの縦の部分)が立っているので、この部分がタイヤを支えるような感じになります。そのため、

  • 両ショルダー部の偏摩耗(片減り)
  • 発熱によるタイヤトレッド面の剥がれ(ヒートセパレーション)でバーストの可能性。
  • ハイドロプレーニングが起こりやすい。
  • 燃費の悪化。
  • ハンドリングが不安定に。
  • スタンディングウェーブ現象(タイヤのうねり)によるパンク。

などこちらも多くのデメリットがあります。

実際、プラドはどうだったの?

私の150プラドは空気圧を下げていたと言っても、純正よりもかなり高い2.7ほど入れてありましたので先に書いたようなデメリットはあまり感じませんでした。ただ、

  • ロードノイズの上昇
  • 転がり抵抗の高まり(出だしがもたつく?)

のような部分を感じるようになりました。本来ならば燃費も悪化しそうなものですが、今回は全く悪化することなく上記以外は特に気になるようなことはありませんでした。

空気圧を上げてみて。

空気圧は前回の2.7から2.8へとほんの少し上げてもらいました。正直そんなに変化がわかるかなと思いながら走行していたんですが、これ、激変します。

当然ロードノイズも小さくなりましたし、転がり抵抗も以前のような動き出しにくい感じが少なくなりました。それでいて空気圧を高めに入れたときの跳ねる感じも全くなく、これはもしやいい塩梅なんではと感じています。

基本的にATタイヤは純正よりも高く入れますし、おそらくこれでも「まだ低いんじゃ?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。しかし、この部分は車の状態や積載の関係など様々なことが関わってくるので、人によって適正は違って当然です。

よくタイヤは路面と車が接する唯一の場所なんて表現をしますが、やはりこの部分は大切だなと感じさせられました。もし、乗り心地への不満や車高を変えてないにもかかわらず片減りするようなことがありましたら、一度空気圧も見直してみるといいかもしれません。さほどお金もかからないので試して見る価値アリでしょう。それではこの辺で(^_^)/~

動画で見る。

コメント

  1. […] 純正タイヤと同じ負荷能力を持たせるのであれば330kPa必要ですが、日常使いにおいてその能力を使いきることは無いので、思い切って270kPaまで空気圧を落とすことにしました(ハンドル微振動問題の関係も)。以前の記事にも書きましたが、ここまで下げると格段に乗り心地はよくなります。跳ねることもありませんし、突き上げ感もほぼ純正と変わらないぐらいに変化します。 […]

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