【試乗】3代目トヨタ ヴィッツ(Vitz)に乗ってきました!
スペック
エンジン | 1.0L 直3DOHC 69PS 9.4kgf·m |
全長 | 3,885 – 3,930mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,500 – 1,530mm |
車重 | 970 – 1,130kg |
エクステリア
初代と2代目に関しては丸みを帯びたどちらかというとかわいらしい感じのコンパクトカーでしたが、この三代目からは切れ長のヘッドライトと左右に伸びたテールランプの形状からスタイリッシュな感じへとイメージチェンジを図りました。従来の丸みを帯びたデザインもまとまりがあって好きでしたが、今回の形状もやりすぎていない感じがして悪くは無いと思います。
インテリア
私が乗ったのが商用車的に使用されている車だからかもしれませんが、内装に関してはプラスチッキーで簡略化されており最近のコンパクトカーにある可愛らしさ等は一切感じられませんでした。だからといって使いにくいわけでなく、どちらかというとボタン等も使いやすい部類に入ると思います。
トヨタは高級っぽく見せるのが上手なイメージがありますが、アリオンを初め大衆車を作るレベルは非常に高いなと改めて感じました。因みにワイパーはGTカーのようなセンター一本タイプが採用されていますが、こちらに関しては賛否両論ありそうですね。
走り
このヴィッツはCVT搭載車なので、変速がなく回転数も一定でするすると走っていきます。少し低速域、高速域でギクシャクするような感じを受けましたが、これは乗っていくうちに馴れていくものなのかもしれません。一応、Sモードなるモードがあるので入れてみましたが、CVTということで回転数の上限が上がるだけで変速がなく従来のATに馴れていると違和感があります。
ただ、1000ccでもキビキビと元気に走ってくれるので特に不満は出ないのではないでしょうか。剛性感も悪くなさそうです。また、私が乗っている10年前のコンパクトカーと比べるとかなり静かに感じましたし、ブレーキの効きもかなり良いです。
その他(予防安全装置)
こういったコンパクトカーにも最新の予防安全装備が付くのが世の流れになってきました。まず、車線逸脱防止機能ですが車線に対して平行に入っても、ある程度角度をつけて入ってもしっかりと作動してくれます。さらにウインカーを出すことによって機能もちゃんとOFF(そりゃそうだ)になってくれるので安心して使うことが出来ます。最近では高速道路を始めとする合流で指示器を出さない人もちらほら見えますが、この機能がONになっているとピーピーなるので、これはこれでいい機能かもしれませんね。
あと、前の車が発進してしばらく立つとブザーで教えてくれる機能も備わっています。ただ、このお知らせ気のは結構せっかちで前車が進むと早いタイミングで知らせてくれます。これで信号待ちの間に本を読んだりテレビ見たりと・・・ってしちゃ駄目ですよ。
このような感じで三代目ヴィッツの試乗記を書かせていただきました。内容としては結構地味な車ですが、先ほども書いたとおりトヨタの大衆車のつくりは非常に良いな~と感じます。音もうるさくないし、走りも悪くない。近所の買い物からキビキビ走る営業さんまで幅広く対応できる車では無いでしょうか。もし気になった方は是非とも試乗してみましょう。それではこの辺でバイバイ
コメント