中小企業診断士合格への学習計画と、ちょっとしたアドバイス
中小企業診断士試験の一次試験に関しては完全な知識問題ですので、とにかくインプットとアウトプットを繰り返せるように学習計画を組んでいきます。
詳しい計画としては1~7まである単元の各テキストを約10日でやり、それにあわせて問題集を解いていくというものです。なかなか説明が難しいので私の手帳に書いてあるスケジュールを記載してみます。(実際のノートの画像は実践のページへ)
- 1月22日~2月1日 1のテキスト
- 2月2日~2月11日 2のテキスト&1の問題集
- 2月12日~2月21日 3のテキスト&2の問題集
テキストでのインプットと、問題集でのアウトプットを並行するように行っています。
実際のところテキストには当初設定した10日間もかかりませんでした。その場合、予定を早めるか問題集に時間を割くなどして結果的に7日間~10日間のサイクルで上手く回りました。この予定だと2月の頭から始めれば4月にはテキストと問題集が一周でき後はアウトプット重視で進めることになります。
4月以降の内容としては5・6・7・8月で問題集と過去問を繰り返し、知識の定着と足りない部分の補充、一次試験の傾向を掴むことを重視します。その間に「中小企業白書」の読破も行う予定でいます。これが主な中小企業一次試験対策の計画です。実際にどのように進めたかは実践のページをご覧下さい。
勉強が苦痛な人へのアドバイス
さて、ここでちょっとブレイクして私なりの勉強方法をお教えします。お教えしますといっても何も凄いことではありませんし、私のスタイルが合わない方も必ずいますので一例と思い、読んでいただけたらと思います。
早速ですが、皆さんの中で参考書の一番最後に書かれている参考文献の欄をご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?実際に見ていただくと分かりますが、30や40、それ以上の文献からテキストが作られていることに気がつくと思います。
今、手にしているテキストを勉強するだけで、その30や40以上もの文献の、しかも美味しいところに目を通せるなんてこんなに楽で素晴らしい事はないでしょう。自分自身で数十冊の文献を購入して読破するなんて想像しただけで不可能、もしくは短期間で出来ないことぐらいはわかります。テキストは効率よく知識を入れるのには最適な「読み物」なわけです。
実は、この「読み物」と思い込むことが大切になってきます。皆さんに読書の経験がある前提でお話ししますが、読んですぐに内容を忘れてしまうことは殆どないと思います。サクサクと読んだだけの本でもある程度の内容は思い出せますよね。それをテキスト相手に行うのです。
私は小説本やちょっとした文学書を読むような感覚でテキストを読み進めていきます。重要論点の書き出しもしていません。説明文を物語のようにイメージで変換すればある程度記憶に残りますし、サッと読んでおいて軽くインプットしておけば、後は問題集で直ぐにアウトプットするので問題ありません。
良かったら一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
コメント
[…] 少し見にくいですが、黒字で書かれている縦線とテキスト番号が「計画」の章で示した予定を表しています。そして、赤文字がテキスト番号と勉強したページ数、青文字が問題集の番号と勉強したページ数となっています。 […]