RAV4から見る次期プラドのデザインとトヨタの隙のないラインナップ戦略を見る
今回は親戚がRAV4を購入したのでRAV4についての記事を書こうと思っていたのですが、RAV4について調べている間に色々想像が膨らんでしまったので、ちょっといつもと趣向を変えた話題にしていこうと思います。
エクステリア
まず見た目はUSトヨタで売っている4RUNNERのような顔つきとなり、かなりワイルドかつ迫力のあるデザインとなりました。昔のRAV4はどちらかというと丸みを帯びた優しい感じでしたが、時代に合わせて今回のデザインになったのだと思います。ただ、これに関しては都会派のC-HRやハリヤーとの明確な差別化も狙いにあるでしょう。
最近のSUV全般に言えることですが、オプションエアロを使うことでオフロード風にもオンロード風にも見た目を変えることが出来ます。ある意味デザインのハイブリッド化な訳ですが、流行のSUVに乗りたいライトなユーザー層には選択肢が広くなって良いのではと思いますね。
トヨタの隙のないラインナップ
このRAV4のサイズや価格を見ていくとトヨタの上手で死角の無いラインナップ戦略が見えてきます。今回のRAV4はC-HRと同じようなサイズに感じられた方も多いかもしれませんが、実はC-HRやハリヤーよりも広くどちらかというとプラドよりの全幅となっています。長さもC-HRとプラドの間ぐらいで、上手くバッティングをかわしているのです。
RAV4 | C-HR | プラド | ハリアー | |
幅 | 1865 | 1795 | 1885 | 1835 |
長 | 4610 | 4360 | 4825 | 4725 |
高 | 1690 | 1550 | 1850 | 1690 |
しかも価格帯においても
- RAV4:260~380万(HV)
- C-HR:230~300万
- ハリアー:290~460万
とがっつりかみ合わないのも絶妙なところ。
ただ、このワイルドなフェイスで行くと都会派のハリアーやC-HRよりプラドのほうが相手になりやすいのかもしれません。
次期プラドの展開を予想
今回、海外らしいワイルドなデザインで登場したRAV4ですが、これによって次期プラドの展開も見えてくる可能性があります。というのも、今回のこのフェイスが日本で受け入れられれば日本でもUS風のフェイスが受け入れられることになるので、現在海外で展開しているタコマや4RUNNERを始めとする台形グリルを用いたデザインになるのではないかと予想されます(US風は結構人気がある)
この様な感じで今回はRAV4からみる次期プラドのデザインのヒントと、トヨタのラインナップ戦略について少しながら書きました。RAV4はプラドよりもライトに、そしてハリアーよりもワイルドなデザインとなっており、裾野のユーザー層も多そうなのでまだまだ売れそうですね。このSUVブームももう少し続きそうなので気になった方は一度試乗等いってみてはいかがでしょうか。それではこの辺で(^^)/~~~
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