正直、ランクル300ってどうなん?
ランクル300が発売になって暫く経ちますが、今回はそのランクル300について完全な私見をもって記事を書いていこうと思います。ランクル300のネタはYouTubeでやると再生回数が伸びて良いのですが、あんまり否定的なことを話すと面倒なのでBlog限定の記事として公開します。
良さげな所
ハイパワーディーゼル
私が150プラドを購入した動機の一つはディーゼルが復活したからな訳ですが、いざ乗ってみるとディーゼルらしい乗り味は感じられるものの、どことなくパワー不足が否めないんですよね。だからこそ後期型でパワーアップしたわけですが、それすら霞んでしまうほどのハイパワーディーゼルをランクル300は積んでいます。
諸元によると3.3Lディーゼルで309ps、71.4kgfという数値お化けのような車。あの巨体であっても難なく走らせていけるのは容易に想像がつきます。さらにそれでいて10km/L近い燃費をたたき出すのですから魅力的に感じない訳がありません。
サードシートの格納
従来のランクルはサードシートが跳ね上げ式と言って、両サイドの窓の部分に引っ掛けるようにシートを起こしていました。とうぜん荷室も圧迫しますし、見た目に関しても圧がすごかったのですが、今回のランクル300になってからは普通の車と同じ床下に格納されるタイプとなりました。これによって荷室も広くさらにフラットな形状になるので、さらに使い勝手が良くなったと思います。
威圧感
このタイプの車を欲しがる方は、やはり威圧感も購入動機になっているかと思います。全長4985、全幅1980、全高1925という日本国内では完全に持て余すサイズに、幅広感をアピールするグリルを組み合わせて強さと威圧感の両方を持たせています。ただ、ペラペラのオラオラ系と比べて重厚感もあってギリ嫌みのない感じに仕上がっているのではないでしょうか。
紙面で見ている限りではフロントのU字ライン?は苦手で不細工だな~と思っていましたが、実車を見ると想像以上にデザインに溶け込んでいて、結果として「アリ」という評価になりました。恐らく実車を見て意外といいかも?と思われた方も少なくないのではと思います。
う~ん?な所
リアのデザイン
フロントは実車を見るとカッコよかったのですが、リア周りがあまり好きではないのです。エアロをまとわせてリアの厚みを増やすと違和感が無くなるかもしれませんが、テールランプが大きいんですよね。さらにDピラーの形状とリアガラスの角張と言いますか、その辺がちょっと苦手です。真後ろからというよりかは、リアの角の方を離れてみる構図が私の中ではイマイチポイントとなっています。
じつは死角のない車
個人の好みであるデザイン以外で気に入らない部分はあるのか?と言われれば正直ないと思います。それぐらいランクルは隙のない車なんです。個人的にはランクル200の時点でこれ以上の機能要る?と感じていましたので、大きいとかデザインとか金額とかそいう言った部分でしかネガなことは言えないんですよね。YouTubeとか見ていると競うように300を購入しよう!と動きがありますが、実際15年近くモデルチェンジしてこなかった車ですので、待ってました!という流れは間違いないでしょう。
そこに久々のディーゼルをぶつけるあたり流石トヨタだと思います。もっとネガティブなことを書いてやろうと画策していたのに、結果として「やっぱり良い車」に落ち着くのが王者ランクルといったところなんでしょうか。
PS:ランクルのCMを見ていると、プラドであっても同じランクルブランドの車に乗れることを誇らしく思います。どっかにランクル300とか落ちてないかな~(笑)それではこの辺で(^^)/~~~
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