150プラドがマイナーチェンジ!しかもパワーアップだって!?
2020年8月3日に発売になりました150プラドに、魅力的なマイナーチェンジが行われたのでちょっと紹介したいと思います。
セーフティセンスの拡充
今までの150プラドには予防安全装置セーフティセンスPというものが取り付けられていたのですが、この内容が広くなりました。簡単にリストアップすると
- プリクラッシュの拡大
- 夜間の歩行者&昼間の自転車の感知
- RSA
- 先行車発進アラーム
など、大きく変更になりました。私のように予防安全装置にいまいち興味がない人にとっては、ふ~ん程度ですが、これからの社会には必要になってきますので、より充実した安全装備になったと言うことでしょう。
ディーゼルエンジンはパワーアップ!
そして、私が一番注目しているのがディーゼルエンジンのスペックアップ。そうパワーアップです。
従来の中期後期のディーゼルエンジンは
- 177ps 45.9kgm
というスペックでした。コレ自体は特に低いものではなく、ディーゼルならではの良さを持った内容ですし、実際乗っていても出だしがもっさりしているだけで走ってしまえば特に大きな不満はありません。では、このエンジンスペックがどの様になったのかというと・・・
- 204ps 51kgm
となりました。なんと27ps 5.1kgmものパワーアップを成し遂げたのです。普通のカスタムでもここまでのパワーアップはなかなか出来ないのではないでしょうか。中期ディーゼル乗りとしてはなんとも悔しい内容となっています。
なぜこのタイミングでパワーアップを?
考えられる要因としては2つあります。
1つ目は市場での反応に対応したのではないかということです。普通に乗る分には特に不満はありませんが、市場の反応を見ていると「出だしが遅い」「そもそもパワー不足」のようなコメントもありますので、それに合わせてパワーアップした可能性があります。
2つ目は新型投入に向けて市場での反応を見たいということではないでしょうか。150プラドは久々のディーゼル復活で大人気となっていますが、上に書いたとおりパワーに関して不満がある人が結構います。その部分を改善したエンジンを投入することで、どれぐらいのパワーがあれば市場が満足するのかを図っている可能性があります。今回のパワーアップで市場が満足すれば、同じようなスペックのエンジンが次期プラドディーゼルに乗る場合があるのではと考えています。
どうやってパワーアップした
今回のマイナーチェンジで行われたパワーアップが、コンピューターの制御で出来たのであれば、中期や後期のMC前ディーゼルであってもお手軽にパワーアップできると考えたのですが、そんなに簡単なことではありませんでした。
どうやらこのパワーアップはターボチャージャーのサイズアップによって行われたらしく、私が乗る中期モデルでは採用は難しそうです。というのも単純にタービンをサイズアップすればOKという訳ではなくて、実際はコンピューターの制御など変更部分が結構出てきますのでポン付けでは残念ながら出来なさそうですね。残念。
他にもパドルシフトが付いたり、ブラックエディションなるモデルが出たりと様々な変更がなされているので気になった方はトヨタのHPで見ていただければと思います。そろそろモデルチェンジかと思っていた矢先のマイナーチェンジでしたが、これが150最後になるのではと考えています。一説によれば次期プラドはモノコックボディになるとかならないとか噂が絶えませんが、楽しみにしながら待ちたいと思います。それではこの辺で(^^)/~~~
コメント
[…] とは言っても、もうちょっと走ってくれないかな~なんて感じますが後期型のMCしたモデル「150プラドがマイナーチェンジでパワーアップ!」だとタービンサイズが大きくなっておりパワーもだいぶアップしていますので、そちらを選んでいただけると満足度が高いかもしれません。ともあれ、購入前に一度試乗していただき自分の感覚とのギャップを把握しておくことをお勧めします。 […]