ホイールスペーサーって?

ホイールスペーサーって?

ホームセンターでも買えちゃうホイールスペースってどうなの?って思ったことはありませんか。実際に私が購入した体験談をもとに、どの様なものかお話ししていきたいと思います。

微調整に使うパーツ

例えば、皆さんがホイールを変えたり車高を落としたいと思った時に何を意識しますか?恐らくですが、ツライチという言葉があるようにフェンダーとホイールの位置関係が気になると思います。

だからこそオフセットやタイヤのJ数から飛出し具合を計算する訳ですが、実際は車の個体差を考えてギリギリを責められないのが実情です。というのも、綺麗に見えている車でも左右でタイヤの出幅が違ったりとズレがあるので、計算上ではツライチでも実際に装着するとフェンダーの爪に当たったり、微妙に片側だけはみ出したりしてしまいます。だからこそ、マージンを少しとっておくわけですね。

ただ、当然マージンを取るとその分だけフェンダーとの位置関係が微妙になってしまうので、その分をホイールスペーサーを噛まして調整しようということなんです。

安物には注意

最初にホームセンターでも買えると書きましたが、実際はホームセンターでも売られているような安価な物は注意が必要です。大抵は多穴対応で柔らかそうな素材でできている物が多い(今は不明だけど)のですが、その柔らかさによってしっかり締めたつもりでも変形して緩んでくる場合があります。

また、センターにハブリングがないタイプは締めていても、ホイールの回転でずれてくることがあるので注意が必要です。(ハブリングを付けることも可能)

実際に私はホームセンターで売られている安物を使っていましたが、タイヤ交換の際に外してみると再利用ができないぐらい、ぐにゃぐにゃに変形していました。月に一度程度、増し締めしていましたがやはり使用には不安があります。

あくまでも調整用で

ホイールスペーサーはハブとホイールとの間に噛ます製品なので、当然スペーサーを入れた分だけホイールは外に出ます。ただ、その際にホイールから飛び出すハブボルトが短くなることに注目しなければなりません。車のホイールはハブボルトとホイールナットによって固定されているので、このハブボルトとホイールナットとのかみ合わせが少なくなるとホイール脱落の危険性が生じます。

これを防ぐにはスペーサーの厚みを3mm~5mm程度に抑えておく必要があります(ホイールナット三回転がギリ)。これより厚いスペーサーを使いたい場合はハブボルトをロングタイプに打ち変えるか、ワイトレを使うかにしましょう。

まとめ

手軽にホイールを外に出せるので、軽い気持ちで手を出しやすい商品ですが、非常に重要な部分に手を加えるパーツになるので安全対策はしっかりとしておきましょう。ホイールやハブに馴染むまでの定期的な増し締め、最小限の厚み、柔らかい安物は防ぐなどに気をつけて楽しい自動車ライフを送りましょう。それではこの辺で(^^)/~~~

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