【ハイラックス】TOYOTA HILUXを見てきました!
ディーラーに行く機会があったので、展示してあったハイラックスを見てきました。私自身、ずっとピックアップトラックに憧れがあり、レガシィを購入する前にフォードのエクスプローラースポーツトラックやダットラなど物色した経験があるので、欲しい車の一台です。
エクステリア
マイナーチェンジでワイルド感アップ
日本国内でのハイラックス販売が決定した当初、切れ長ライトによるシャープな印象からタコマやタンドラのようなワイルドさは一切ないデザインだな~と感じていたのですが、マイナーチェンジで大きく変わりました。
正直な所、ちょっとアンバランスな感じもありますが、ガバッと大きく空いた逆台形のグリルによって、大地をがっちり掴むような安定感、そしてワイド感を創出。それによって車の大きさが一回り大きくなったような印象を受けます。
個人的にはGRのグリル周りがボディ同色になっているのが好みですね。
サイド&リア
サイドとリアビューはアメリカンその物。アイアン風のメッキバンパー、こんもり膨らんだリアフェンダー、薄く伸びるトランクベッド。すべてがワクワクさせてくれます(フォードエクスプローラースポーツトラックはトランクベッドのあおりの高さが厚く、好みではなかった)。
昔はテールゲートに入るTOYOTA(オプション設定)の文字がカッコよく感じていましたが、アラブのような雰囲気が出なくもないので何もないスッキリとしたスタイルもいいかもしれません。
ただ、一つ今回のハイラックスで残念なポイントがあります。それはリアのガラスが完全なはめ殺しになったことです。というのも、今までのハイラックスはリアガラスに小窓が付いていて開閉することが可能だったんですね。それがダットラとの使い勝手の違いでもあったのですが、このハイラックスは小窓が廃止されてしまいました。
空気の入れ替えだけでなく長尺物のちょっとした逃げ場にも使えたので、少し残念な気もしますね。
想像以上に重いテールゲート
展示車のテールゲートを開けてみたんですが、これって想像以上に重いんですね(笑)普段から軽トラは使うので、それよりも少し重いぐらいのつもりで開けると完全に指を持っていかれました。2.3日痛かったですからね。
考えてみたら、軽トラの場合はあおりが下まで開くので荷物を乗せる必要がなく、簡単な作りでも大丈夫なんですね。それだけしっかりと丈夫な作りになっていますが、開ける時は思い切って開けて下さい。
インテリア
余計な装飾はいらない
ハイラックスのカタログを覗くと、なぜか室内のメッキをアピールしていますが、正直なところ要ります?武骨なスタイルが好まれる車だと思うので、個人的にはそんなのなくていいよというのが本音です。
室内のあつらえは基本的にメッキ以外はプラスチック。簡単なシボ加工がされているだけなのでチープではありますが、車がハイラックスということもありそれでOKと割り切れます。
ダッシュボードにはステッチのような物が入っていますが、これはトヨタのクソ技術でダミーです。白か何かのペンで糸の部分を塗るとそれっぽく見えるかもしれません。
ファミリーもOK?
この手の車でハードルになるのがファミリーユースとして使えるのかどうかですよね。
まず、リアシートの使い勝手ですが、ピックアップトラックは乗用車ライクに作られているため、意外と座り心地も良く長距離移動であっても特に苦にはならないと思います。当然、スペースの関係からリクライニングはしませんが、軽トラックのような薄くて直角なシートでは全くありません。アルファードのような快適性を求めないのであれば十分だと思います。
また、子供を乗せる場合もしっかりISOFIXに対応しており、チャイルドシートの固定もバッチリです。ラダーフレーム構造かつリアの大きなベッドが後端との距離を稼いでいるので衝突安全性に関しても高いでしょう。車高の高さから、乗用車がぶつかるヒットポイントをずらせるのも利点の一つだと思います。
これを考えると、最低限ファミリーが使う最低ラインはクリアしているでしょう。
手荷物は基本的に収納できない
最近の車だけあって細かな収納は過不足なく備わっています。が、買い物や旅行の荷物などを入れておくラゲッジルームは皆無です。荷台をトノカバーで塞ぎ、そこを室内と思って使うのであれば広大な収納がありますが、ここを野外と考える場合は食料品や旅行鞄を転がしておくのは気が引けるのではないでしょうか。
私自身はプラドの荷台に木材や砂袋を乗せたりしますので、あまり気にならないのですが気になる方はこの手の車は難しいかもしれません。ただ、独り身であったり趣味や仕事用の車とするのであれば、荷物をリアシートに置けるので気にする必要はありません。
因みに、シートの後ろに小さな収納でもあるのかと思ったら全くありませんでした。ハイゼットジャンボの方が室内に荷物が置けるかもしれませんね。
まとめ
かなり割り切りの必要な車ですが、男心をくすぐりまくる車の一台です。汚れていようが何だろうが適当に荷台に荷物を放り投げて運んだり、テールゲートに座って休憩したりと使い倒せる人にとっては信頼できる相棒になってくれること間違いありません。気になった方は一度体験してみてはいかがでしょうか?それではこの辺で(^^)/~~~
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