ワンタッチウインカーの話

ワンタッチウインカーの話

ワンタッチウインカーってご存知でしょうか。欧州車の方では定着しているようですが、近年国産車にも採用され始めている、ウインカーレバーを軽く操作すると3回指示器が点滅するような機能です。今回はこの機能について軽く話していこうと思います。

ワンタッチウインカーのいいところ

ワンタッチウインカーを採用するメリットとして一番大きいのは「ウインカーの戻し忘れ」を防止できることです。たまに運転中にウインカーを出しっぱなしで走行している車がありますが、消し忘れだと思っていたらいきなり曲がったりと相手の車の行動が読めなくなるので非常に危険なんですね。

そんな時にこのワンタッチウインカーを利用すると、3回で勝手に点滅をやめてくれるので安全な走行に寄与できるということです。

また、もう一つはウインカーを戻すと言った動作が省けることです。合流などハンドルを大きく動かすことのない動作だとウインカーは勝手に戻ってはくれませんよね。でもご安心。このワンタッチウインカーであれば勝手に戻ってくれるので戻す手間も省けてしまう。いい事づくしな機能な訳です。

ワンタッチウインカーの駄目なところ

良いことが多いワンタッチウインカーですが駄目なところも当然あります。まず第一に操作になれが必要ということ。ウインカーを出そうと思ったらワンタッチウインカーになってしまったなんて話は結構あるので、従来のウインカーに慣れた人だと同じレバーに2つの機能が発生することになり慣れるまでは何度か間違いを起こすかと思います(ベンツのシフトも怖いよね)

2つ目にワンタッチウインカーの点滅回数が3回と少なすぎるところです。合流や車線変更の際にウインカーを3回点滅させて出来るだろ?と思った貴方!多分それは少ないです。危険です。というのも合流や車線変更で相手の車に入ってくることを確認させ、車線変更を完了するまで指示器を出し続けようと思うと5回。なにかでもたつけば6回は必要になります。実はこの3回が少ないということがネックで世界のトヨタが採用を見送っていたわけなんですが、さすがはトヨタ。5回にして採用しました(3回に減らすキットが出ちゃってるけど)

まとめ

合流や車線変更時にウインカーの回数がどう考えても少ないと思う車が一定数居ますが、もしワンタッチウインカーを使っているのであれば一概にドライバーを非難することはできませんね(汗)ただ、少なければウインカーをきちっと出す必要があるので、その辺の判断はドライバーの方でしていただければと思います。今回、トヨタはその辺を考慮して回数を増やして採用してきたので、また業界の中で色々試行錯誤しながら変化してくのではないでしょうか。

私個人としては必要以上の便利機能は面倒になってしまうので使わなくてもいいかな派ですが、一度使ってみると楽なのかもしれませんね。それではこの辺で(^_^)/~

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