バッテリーに書いてある文字の意味を解説

バッテリーに書いてある文字の意味を解説

いざバッテリー交換をしようと思った時に、バッテリーに書いてある文字に悩んだことはありませんか?今回は、そんなバッテリーの文字の意味を解説し、どこを注意して購入すれば良いのかを記事にしていきたいと思います。

バッテリーに書いてある文字列(125D26L)

バッテリーに書いてある文字列は何種類かあるのですが、今回は一般的な国産乗用車を例にとってお話していきます。そのため、偶然にも最近交換した、150プラドのバッテリーに書いてある文字列「125D26L」という文字列を例にして進めていきましょう。

バッテリーの文字

125

まずは数字の頭に書いてある125という数字について解説します。

125

これは性能ランクといって、バッテリーの容量や始動性を表している数字になります。数字が大きくなるほど容量が増すと考えればOKです。

最近の車は電装品が多くなり、消費電力が高めになってきているので、バッテリー交換の際に純正からの容量アップを図ることが増えています。逆に競技車両などは軽量化のために小さい容量のものにする場合もありますが、基本的には純正かそれ以上を選択してください。

もちろん容量を大きくすると金額も高くなりますが、自分で交換する際はバッテリーの金額がかなり抑えられるので、大きな差にはならないかと思います。

最新かつ大容量のバッテリーでも14,000円程度なので安いです。コンパクトカーであれば4,000円から5,000円ととんでもない安さになります。

D

次に数字の後に来ているアルファベットについて説明しましょう。

D

これは短側面の幅、そして端子の形を表しています。

まず、短側面の幅とは長方形の形をしているバッテリーの短い方の長さのことです。

そして、端子の形とは

  • A:ボルト・ナット式
  • BとC:細いテーパー形状
  • D以降:太いテーパー形状

となります。

端子とは下の画像にもあるように、バッテリーから出ている+端子、ー端子の形のことで、車両側のコードをはめる部分になっています。

端子

画像にあるのがB以降のテーパー形状というもので、普段から目にする形になります。一方、Aのボルト・ナット式というのはフォークリフトのような工業車両に使われている、バッテリー自体にボルトやナットが付いているタイプのものです。普通の乗用車であればAを使用することは少ないのではないでしょうか。

26

さて、二番目の数字について説明します。

26

こちらは先程の短側面ではなく、もう一方の長い辺、長側面の長さを表しています。こちらは特に端子の形状等も表していないので、単純にcmを数字表記してあるだけのようです。

L

そして、最後のアルファベットについて説明します。

L

これはバッテリー端子の位置を表しています。よくプラスの左右を表すと言われたりしますが、厳密に言うとそれはちょっと違います。正確にはプラス端子を自分側(お腹の前)に向けた時に、端子が並んでいるのが右側か左側かということです。

端子の位置

最近の車はバッテリーのコードがきっちり作られていることが多く、端子の位置が違うと配線が短くて届かないということになってしまいます。

バッテリーを購入する際の注意点

ここまで読んで頂くとわかると思いますが、「125D26L」の「D26L」は端子の位置やバッテリーサイズを表しているので、純正でついているバッテリーと同じ表記のものを購入する必要があります。間違って大きいものを購入するとバッテリーケースに入りませんし、小さくても上手く固定することが出来ません(バッテリーによっては1センチ程度小さいサイズになる場合もあります。60B20L→60B19L)

あとは、純正についているバッテリー容量を確認して、純正容量をキープするのか、容量アップするのかを考えていたければと思います。基本的には純正容量で問題ありませんので、財布の容量と相談して決めていただければと思います。

それではこの辺で(^_^)/~

動画で見る。

コメント

タイトルとURLをコピーしました