【150プラド】冬には「IDOL UP」スイッチを活用しよう!
寒くなるとぜひ使ってほしいボタンが150プラドのディーゼルには付いています。
それが今回紹介する「IDOL UP」ボタン。ハンドルの右側にあるスイッチ群の中の一つで、もしかすると手放すまで一度も使わない方もいるのではと思われるスイッチですが、実は車内環境を快適にしてくれるスイッチなので説明したいと思います。(実は私も視聴者さんに教えてもらうまで知りませんでした汗)
何のためのスイッチ?
冬の寒い時期、車に乗ると皆さんはまず何をしますか?恐らく暖房を入れると思いますが、その時にACではなく送風状態にしてエンジンの熱で車内を暖かくしようとしているのではないでしょうか。普通のガソリンエンジンであればすぐにエンジンの熱で車内が温まり始めますが、実はディーゼルエンジンは構造上そんなに早くエンジンが暖まりません。
その結果、温風の出も悪く室内の暖まりも遅くなってしまうのです。そんなときに、このスイッチをONにするとアイドリングの回転数が高くなり、エンジンの温まりが早くなるので、結果として室内温度も早く高めることができるのです。
押すとどうなるの?
押すと「IDOL UP」という名前のとおりアイドリングの回転数が高くなります。Dレンジであれば信号待ちなどで900回転、PやNレンジだと1200回転まで回転数が上がりエンジン温度を高めようとします。
(Pレンジ&Nレンジの回転数)
(Dレンジで停車時の回転数)
しかも、常にアイドリング回転数が上がるのかと思いきや、エンジンがある程度の温度に達するとスイッチが無効になるようでスイッチが入っていてもアイドリングの回転数が上がるようなことはありませんでした。
疑問
YouTube動画のコメントでもありましたが、スイッチを入れたまま走行しても特に問題ないようです(私はそうしています)。また、燃費に関してもアイドリング時のみの回転数アップなのでDPF再生のような極端な悪化は私の150プラドの場合は起きていません。
このような感じで150プラドのディーゼルには冬場快適に過ごせるような装置が付いています。暖かい地方の方は必要ないと思いますが、ある程度寒さを感じる地域の方は一度使ってみてはいかがでしょうか。多少なりとも朝の憂鬱が解消されるかもしれません。それではこの辺で(^^)/~~~
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