苦手な人が多いトの字型交差点の攻略法
高速等の合流と同様に苦手な人が多いのが、上の図のようなトの字型交差点です。なぜこのトの字型交差点が苦手なのか、そしてどうしたら攻略できるのかを考えていきましょう。
※今回は右折の場合を考えて記事を書いています。
トの字型交差点が苦手なわけ
トの字型交差点が苦手な人が多い理由はズバリ「死角が多いから」です。というのも、普通の交差点のように道路同士が垂直に交わっていれば左右の車の往来ははっきりと視認することができます。しかし、トの字型交差点は合流側の車が下図のように斜めに交差点内に入るため、右側の視野が良くても左側の視野が格段に悪くなります。
まだ顔の位置を変えて視認できるのであれば問題ないと思いますが、実際こういった交差点に差し掛かると、車のAピラーやBピラー、そして拡大傾向にあるドアミラーが邪魔になって物理的に目隠しされているような状態になってしまうことに気がつくと思います。しかもドアミラーを見ても全く関係ない方向を映しているので使い物になりません(高速の合流も同じ)。
どのように原因を取り除くか考える
上記の内容からトの字型交差点が苦手になる理由が判明したので、次はこの原因を取り除くことを考えます。普通の交差点であれば問題なく交通できることから、トの字型交差点と普通の交差点との違いを考えると原因は一目瞭然。右折時の角度の違いが問題になっています。
ということは合流時の角度を垂直に近くしてあげれば、普通の交差点として右折できるのではないでしょうか。
解決法
すべてのトの字型交差点に当てはまるとは限りませんが、合流車線に対して車を垂直に近くしてあげればどうでしょうか。もちろん完全に垂直にするわけではなく、出来る限りで大丈夫です。そうすると、車とトの字型交差点との関係が普通の交差点やT字路の様な感じになるので、安心して右折できるのではないかと思われます。
この様な感じで、今回はトの字型交差点の攻略法について書きました。運転していると何故か苦手だな~という状況に出会いますが、その時に「なぜ苦手なのか」「どうやれば苦手が解消されるか」を考えると、もっと運転が楽に快適になりますので是非やってみてください。それではこの辺で(^_^)/~
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