【プラド】150プラドのワイパーゴム交換方法

【150プラド】ワイパーゴム交換方法

今回はワイパーの切れが悪くなってきたので、フロントワイパーのゴムを交換していこうと思います。ワイパーゴムの劣化は雨の日の安全に直結するので、気になったらすぐに交換しましょう!ではレッツトライ!

ワイパーの交換時期はいつ?

ワイパーで困るのがいつ交換すればいいの?というところ。ディーラーであれば定期点検時に交換してくれますが、自分で交換する場合はココだ!というタイミングを判断しなければなりません。

そんなワイパーの交換時期ですが、個人的な交換タイミングはズバリ

「油膜の様な拭きむらが出来た時」

です。ワイパーでの拭きむらはガラコなどの撥水コーディング切れなどが原因だと考えがちですが、私の経験上、ワイパーゴムが交換時期になっていることの方が多い気がします。もし、交換サイクルとしてどちらも疑われるときは、一度撥水コートをしてみて改善されなければワイパーゴムを交換されればと思います。

まず、ワイパーブレードのストッパーを外す

まずは画像にもある、ワイパーブレードのストッパーを上にあげて外します。動画では手で上げていますが、固い場合はマイナスドライバー等を使うと簡単に外れます(傷つけないようにね)。

ワイパーブレードを左にずらし、フックから外す

ストッパーが外れたら、今度はワイパーブレードを根元の方(向かって左側)にずらしてブレードそのものを取り外します。

実はこの何気ないフックも形状が考えられています。というのも、ワイパーは軸を中心に円運動をしているので常に外側に向かって遠心力がかかりますよね。すなわち、作動中はストッパーが外れてもブレードが外に引っ張られ、常にフックに引っかかっている状態になっているのです。

もし、このフックの形状が反対方向だとトラブルでワイパーブレードを固定しているストッパーが外れたときに、ブレードが遠心力によって外れてしまいます。何気ない所も考えらえていますよね。

ブレードからワイパーゴムを取り外す

外したブレードからワイパーゴムを取り外します。先ほどの話と同様に、ワイパーゴムにも抜け防止のストッパーが軸側(向かって左側)についています。そのため、軸側に向かってゴムを引き抜いていきます。まぁ、反対側から抜くのは至難の技なので知らなくても大丈夫だと思います。

因みにブレードは抜いたところを手前にして置いておくと、入れる時に方向を間違わなくていいと思います。乱雑に置くと、ワイパーゴムのストッパーが反対側になったりするので注意が必要です。

さて、ここでワイパーゴムの形状も見ておきましょう。ワイパーゴムも先ほどのフックの形状と同様に、軸側にストッパーが付いており、仮にストッパーが外れても遠心力によって外れていかないように作られています。もし、ゴムをはめる方向が分からなくなった時は、これを思い出しましょう。

新しいワイパーゴムに金属芯を取り付ける

外したワイパーゴムにはガラスに沿うように金属の芯が入っています。普通は1本の事が多いと思いますが、プラドの場合はガラスが大きいので2本の芯で挟み込む形となっています。この芯は再利用しますので、取り外しましょう。

取り外したら、新しいワイパーゴムに金属芯を入れていきます。切り欠きやストッパーがあるので間違えることはないと思いますが、常に取り外した方向を手前にしてブレードと並べておくと、間違いを最小限にすることが出来ます。

しっかりと切り欠きを合わせてなぞるように抑えてあげると、思いの外スムースに芯を入れることが出来ます。

ワイパーゴムをブレードに取り付ける

ワイパーゴムに芯を入れ終わったら、あとはワイパーブレードに戻していきます。ゴムの切り欠きとブレードの出っ張りを合わせるように、先端(抜いた方)から入れていけばスルスルと入ります。たまに、金属芯が入っている溝に誤ってブレードの出っ張りが入ってしまう事があるので、それだけ注意しておきましょう。

あとはストッパーがかかるところまで押し込んであげればOKです。

ワイパーに取り付けて完了

ワイパーブレードが完成すれば、あとは取り外した逆の順序で取り付けます。フックにブレードを引っ掛け、外してあったストッパーを戻してあげれば完了です。

まとめ&動画で見る

実を言うとワイパーゴムの交換は先延ばし先延ばしになりやすい部分になります。雨の日に運転しなければほぼ使いませんし、撥水コートの補助の様に考えれば次のタイミングでと言いながらどんどん伸びていってしまいますよね。ですが、雨天の視界がクリアでないのは非常に危険ですし、そして何より神経を使うので疲れやすいです。交換後の効果は抜群ですし、作業も簡単で慣れると数分で終わるので、是非とも交換時期にある方は交換してみて下さい。それでは(^.^)/~~~

コメント

  1. […] それはワイパーのゴムを先端から抜くという事です。詳しいことは150プラドのフロントワイパーの交換という記事で書いていますが、ワイパーゴムの抜け防止の引っ掛けは遠心力で抜けないように、必ず回転軸の側(円の中心側)についています。すると当然、ワイパーの先端ではなく根元から引き抜くのが正解なんですが、150プラドのリアワイパーに関してはスペースがなく不可能です。 […]

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