【試乗記】C26型セレナ

今回は旅先でC26セレナに乗ってきました。3日間で1000キロ近く走るという弾丸ツアーにも耐えてくれた(ほとんど車で過ごした)頼もしき相棒です。

いや~それにしても最近のレンタカーはいい車を貸してくれますね。昔のレンタカーってぼろぼろのイメージだったんですが、新古車といっていいぐらいのレベルの車を貸してくれるんですから。いい時代になったものです。

エクステリア

さて、C26型セレナを見た瞬間に思ったのは5ナンバーとは思えない図体と、窓の大きさですね。車内に乗っていても窓が大きく開放感がとてもあるので、どこに座っていても快適に外の景色を大画面で楽しめます。

ただ、その窓の大きさを取るために車のデザインとしては「?」だと感じました。ミニバンというデザインよりかは海外の路面電車のような雰囲気でしょうか。スライドドアのレールが低めにラインとして使われているのですが、おそらくこのラインが下すぎるために上方への間延び感が出てしまったのが原因ではないかと思います。

正面は今の日産らしく都会的な躍動感あるデザイン。やはり、海外都市の路面電車をイメージしたんじゃ・・・。

インテリア

非常に収納も多く、高級感もそこそこ兼ね備えていました。センターコンソールも指紋がべたべたつくピアノ調とでも言いますか、その様なパネルでした。ここはグレードでも分かれていると思うので、子供や操作者の指紋がべたべたついてギラギラするのが嫌いな方は別のタイプを選んだ方がいいかもしれません。

メーターは視認性も良く運転しやすかったですが、メーターが二つあるのには驚きました。意味が分かってから(S-ハイブリッドのエコメーター)は違和感がなくなりましたが、はじめは何のことかさっぱり(-_-;)

走り

肝心の走りですが、走らない止まらないで大変でした。語弊の無いようにに記述しておきますが、ただでさえ2トン近い車重の車に7人とその荷物を乗せての話ですので実際にはもっとマシだと思います。

今回利用したC26セレナはS-HYBRID搭載車でした。プリウスなどのハイブリッドと同じで燃費がいいんだろうな~なんて期待していたのですが、回生ブレーキによる簡単な補助レベルでしたのでむちゃくちゃいいわけではありませんでした。

それでも、プリウスほど燃費は良くありませんがリッター12キロぐらいは記録していたので、優秀な方なのかもしれませんね。車重も重く、フル乗車、しかも山間部を走行だったのでやはり優秀なのでしょう。

最近の車なので背が高い割にはロールも少なめといったとこでしょうか。ただ、ブレーキのプアさはちょっと怖かったので沢山荷物乗せたときや、大勢人が乗っているときはいつも以上に気を付けていただければと思います。

この車を買われる方は走りやデザインで選ぶというよりかは車内の大きさや燃費、取り回しの良さなどで判断していただければいいでしょう。

車内の大きさは7人乗っても不自由なく荷物も積めるという点で優れていますし、燃費も良くないにしても悪くありません。取り回しはいいですが、フロントの視認性だけ気を付ければ四角いボディと大きなミラー、バックモニターで余裕に扱えるでしょう。

家族と出かけることが多い方、移動中に景色を思いっきり楽しみたい方など自然あふれるところに繰り出すのには面白い車ですね。

それではこの辺で(@^^)/~~~

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